先週金曜日は日経225 22000円への執念を感じた相場。
192.84 ▲0.67%
22,008.45 ▲1.24%
東証一部出来高 1,991,180,000株 15:00
PER15.30
PBR1.33
ですよ!
9/19なんて、14.3だったんですよPERが。
株価を1株あたりの当期純利益で割ったものなので、
PERが上がるということは、株価↑、1株あたり当期純利益↓のベクトルに動かないと上がらない。
利益を出すっていっても、ビジネスモデルが変わっていないからじり貧なわけだし、
どう考えても株価が上がっているだけに見えるよなぁ。。。
さて先週金曜日の為替は113.70 08:42
為替の影響が強ければ下がりそうな気もするが、
日経平均は米国はアゲアゲだったから、その影響を受けて上がっちゃうかもね。
この10年の中期分析から、気になったのは
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本来,製造業で言えば設備投資が行なわれるために散蒔かれたオカネなら,実体経済が押し上げていくのだけど,これは不発に終りました.
実際のオカネは,投資資金として主に株式市場に向かってしまったのです.
市場にカネが入れば株価は上がります.
これが今日に至る未曽有の上昇相場の原因です.
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実体経済の指標が失業率、雇用者数、賃金になっているとは思うが、Facebookなどのビジネスモデルは何か製造しているわけではないので、大型投資もさほどないだろうし、優秀なプログラマがいれば成立してしまう。
金融緩和などしても、カネでカネを稼がせる方向に向かってしまっているのが実態。
金融引き締めしていった時に、何が起こるのだろうか。
単に、カネでカネ稼ぎしていたウハウハ組が衰退していくだけなのだろうか。はたまた、実体経済に何か打撃を及ぼすのだろうか。。