株式市況 トランプ大統領‏ “FAIR TRADE!”

2018年5月31日の終値。さすがに昨日はBOJ買い入れなし。月初なので今月の超重要事項カレンダーです。ファンダメンタルズよりも、MSCIリバランス日程の方が重要じゃ!

【日経平均株価】 22,201.82 △0.83% +183.30 [05/31]
TOPIX 1,747.45▲0.65%
マザーズ 1,135.26▲1.08%
【ドル建て日経平均】204.06 △0.70% +1.42 [15:00]
【ドル円】 108.77 -0.14 ▼0.13% [15:13]
【日経VI】16.99 -1.90 ▼10.06% [14:53]
東証一部出来高 2,264,140,000株 15:00

久々の20億株超え。今年3番目の出来高のようだ。
MSCIリバランスがあることは、ツイートで把握していたんだけど、こんなに大きい商いになることまではフォローできていなかった。

わからんな~と思ってMSCI指数ハンドブックたるものを読んだ!公開されてるじゃん(*’▽’)

  • MSCIでは、外国人投資家が株式市場で投資可能な株式を、浮動株と定義
    している。構成銘柄の外国人投資家組入れ係数(FIF)は、浮動株が15%以
    上の銘柄については5%単位(四捨五入)の浮動株係数とする。例えば、
    浮動株が23.2%の銘柄は、時価総額の25%がインデックスに組入れられる。
    浮動株が15%を下回る銘柄については、浮動株係数は1%単位で反映される。
  • MSCI JAPAN 指数とは
    MSCI ジャパン指数は、日本に上場する大・中型株を対象
    にしたインデックスです。現在321銘柄が採用されており、
    日本株市場の約85%をカバーしています。J-REITs 8銘柄含む

まず、浮動株係数って、浮動株が15%以下だと1%の係数をかけて組み入られるってことだよね。そうなると、浮動株が少ない銘柄はあまり構成率に影響を与えないという理解でいいのだろうか。

不思議なのが、入替された銘柄の株価が上がっているとは限らないのか…
MSCIの銘柄入替は日経225採用銘柄でもないのに、なぜ日経225が上がったんだろうか?

昨日のNI225寄与度もアレの4銘柄が上位にきていないのが気になるよね。テルモ、リクルートホールディングスに採用されたMSCI銘柄のようだ。
リバランスってことは、組入比率も変わるので、それを見越した売買もあったということなのかな。だとすると日本株の85%をカバーする日経225やTOPIXが上がるのもわかる気がする。

ひとまず、5月末と11月中旬にMSCIリバランスがあるようなので、カレンダーには書いておいた。

ガイジンがやっと売りに転じた!


続いて、米国市場。ハイ・イールド債の利回りが気になる。

【NYダウ】 24,415.84 ▼1.02% -251.94 [05/31]
【NASDAQ】7,442.12 ▼0.27%
【SP500】2,705.27▼0.69%
【VIX恐怖指数】15.43 +0.49 △3.28% [05/31]
ドルインデックス:93.960
米国10年債利回り:2.863
ハイ・イールド債BofA Merrill Lynch US and Global High Yield Indices:5.945
ダウ出来高:429.7M

イタリア国債じゃなくて、どうも米中貿易の行方がどうなるかなんだろうなと感じる。
これには失笑したw

適用は午前0時(GMT6月1日午前4時)から。税率は鉄鋼が25%、アルミニウムが10%。米政府はカナダ、メキシコ、EUに対しては暫定的に2カ月間適用除外としていた。ロス商務長官は「解決が必要な他の案件もあるため、カナダとメキシコ、およびEUと引き続き協議したい」と述べた。
米国、EU・カナダ・メキシコに鉄鋼・アルミ関税</a


続いて、昨日の乖離オペ報告。

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