米国株式市況/米債利回り上昇でナスダック下落

【DOW】33,869.27△0.50%
【NASDAQ】11,718.12▼0.61%
【 S&P500】4,090.46▼0.62%
ラッセル2000種指数 1,920.05△0.25%
VIX恐怖指数 20.53↓ 
Fear & Greed Index 70 ↓
米30年債利回り 3.821% ↑ 
米10年債利回り 3.742%  ↑  
米5年債利回り 3.926%   ↑
米2年債利回り 4.519%  ↑
米1年債利回り 4.890%  ↑
U.S. 10 Year TIPS  1.413% ↑
米実質金利(10年)1.34%[2/9]
米実質金利(5年)1.42%[2/9]
フィラデルフィア半導体指数:3011.15▼1.58% 
WTI原油先物 79.72 ↑  
ドルインデックス 103.578↑  
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,237.34△0.08%  
ブルームバーグ商品指数 108.6756△0.72%        
バルチック海運指数 602△1.69%  [2/10] 2020年6月以来の最安値更新
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,493.51 ↑ [2/9]
Bitcoin (USD) 21669 10:28JST
米取引所の合算出来高は104億3000万株。直近20営業日の平均は118億5000万株
★経済指標
・ ミシガン大学消費者マインド指数(速報値) 66.4(前月64.9)
・ 1年先のインフレ期待は4.2%(前月 3.9%)
・ベーカー・ヒューズのリグカウント 609(前週599)
・石油掘削理リグ 米国761(前週比+2)世界901(前週比+1)

S&P500は小幅な下落、ナスダック総合指数▼0.5%でオープニング。 1週間でいくとS&P500▼1.11%、ナスダック総合指数▼2.41%と12月以来で最も悪い週のパフォーマンスとなった。
米債利回りは1/6以来の高水準。とはいえ、10月21日に付けた15年ぶり高水 準の4.338%からは大きく低下。2年債利回りは4.525%と、11月30日以来の高 水準となった

・Lyftは決算発表が期待外れで▼36%と強烈な下落。Uberもつられて▼4.4%
・Coinbaseは1週間で▼20%の下落
Affirm Holdings Inc ▼約6%下落でピーク時は$119までいった株価が現在はたった$12。ていうかずっと営業赤字だったのね…
・Expediaも決算で収益を下回り▼8.5%
・Bank of Americaのクレジットとデビットカードの世帯当たり支出は、1月は同年前月比△5.1%( 12月の前年同月比△2.2%)まあでも 12月米CPIは前年同月比△6.5%だから支出はおさえているのだろうなあ。

米中緊張があるとはいうが、 NASDAQ OMX China Technology Index  も、 NASDAQ GOLDEN DRAGON CHINA INDEX も直近1か月でみると▼3~4%なのでたいしたことない。

コモディティ

・ アルミニウムは1ヶ月ぶりの安値に下落 。
知らなかったが、  中国国家統計局が1/17発表した2022年のアルミニウム生産は、前年比△4.5%の4021万トンと、過去最高だったんだね。とはいえこの商品価格をみると今年はさらに上昇するとは思い難いなあ。

・鉄鉱石も一時上昇していたが、2021年中盤のピークにはほど遠い。

ちょい古いが、どうも中国需要が戻るような商品価格とは思い難いが内需が落ち込んでいる感じなのか。となると、やっぱり中国指導部がどう政策をうつかになるということなのだね。

石油化学製品や鉄鋼の価格がアジアで急落している。主要品目の価格は今年のピークに比べ3~6割下落した。中国では不動産市場を中心に内需が落ち込み、現地メーカーが余った製品を輸出に振り向けている。石油製品では政策的に輸出を促す動きもみられる。中国製品が市況を悪化させる様は「鉄冷え」と呼ばれた2015年ごろの鋼材と似る。日本企業への打撃も顕著になってきた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB01D3Q0R01C22A2000000/

・WTI原油価格は一時$80超えしたのは、 ロシアが、西側諸国がロシア産石油・石油製品に上限価格を設定したことを受け、3月に石油生産を約5%、日量50万バレル削減すると発言をうけてのこと。