米国株式市況/出来高膨らみ下落。bad news is ‘good’ newsを待つ相場

【DOW】32,920.46▼0.85%
【NASDAQ】10,705.41▼0.97%
【 S&P500】3,852.36▼1.11%
ラッセル2000種指数 1,764.14▼0.59%
VIX恐怖指数 22.62 → 
Fear & Greed Index 42 ↓ 
米30年債利回り 3.546% ↑ 
米10年債利回り 3.490% ↑ 
米5年債利回り 3.628%  ↑ 
米2年債利回り 4.185%  ↓  
米1年債利回り 4.613% ↓  
U.S. 10 Year TIPS  1.364% ↑ 
10年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.13%[12/16] 
5年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.14%[12/16] 
米実質金利(10年)1.28%[12/15]
米実質金利(5年)1.41%[12/15]
フィラデルフィア半導体指数:2636.10▼0.95% 
WTI原油先物 74.46 ↓ 11:21JST
ドルインデックス 104.837 ↑
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,264.30△0.09%  
ブルームバーグ商品指数 112.7092▼0.95%  
バルチック海運指数 1,560.00△2.09%  [12/16] 
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,404.62↑ [12/15]
ICE BofA US High Yield Index Option-Adjusted Spread 454BP[12/15]
( 米ハイイールド債指数の利回りスプレッド)
Bitcoin (USD) 16615 11:23JST
米取引所の合算出来高は172億8000万株 ←えっ!
★経済指標
・12月米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値 44.6(前月 46.4)
・ベーカーヒューズのリグカウント 620(前週 625)


★欧州
週間でFTSE100▼1.93%と2か月ぶりの下落率
週間でSTOXX600▼3.28%と9月後半以来の下落幅。
ユーロ圏総合PMI、12月速報48.8 4カ月ぶり高水準となった。
15日のラガルドECB総裁のタカ派的なメッセージは、市場で出ていた金融引き締 めペースが鈍化するとの期待感を打ち消すことになった。

国債利回りが上昇した。ECBが15日の理事会後に一段の追加 利上げを行う方針を示したことを受け、投資家が金利見通しを上方修正した。
15日のECB理事会後、複数の投資銀行が相次いでターミナルレート(利上げの最 終到達点)の予想を引き上げた。多くが3.25%に達すると予想している。 ユーロ短期金利先物もこれにほぼ一致しており、ECBの金利ピー クは23年9月で3.2%になることを織り込んだ。理事会前は約2.8%だった。 独のイールドカーブはこの日、過去30年間で最も深く逆転。独2年・10年債利回 り格差は一時、1992年以来の水準となるマイナス41.9bpを記録し た。その後はマイナス28.5bpに縮小した。

https://jp.reuters.com/article/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC16%E6%97%A5-idJPL4N33639S

★米国

S&P500▼0.6%、ナスダック総合指数▼0.4%下落でオープニング。
オープニング後すぐに急落。

これ重要な指摘だと思う。どこかのツイートでも見かけたが、 bad news is ‘good’ news になるんだよね。
要は雇用原則などリセッションが現実にみえてくればFRBが金利上昇あるいは5.0%前後を維持の手をゆるめるとの見方だよね。

Jobs reports could be the new CPI in 2023, Wells Fargo strategist says
The jobs report could be the new CPI in 2023, according to Wells Fargo.
Christopher Harvey, head of equity strategy at Wells Fargo Securities, said the labor market has grown in significance following Federal Reserve Chair Jerome Powell’s most recent press conference. The Fed chair cited the persistence of wage inflation, even as inflation in goods and shelter appear to be slowing down.
“As a result, we believe CPI could take a backseat to jobs reports in 2023 as the marginal driver of Fed hawkishness,” Harvey wrote in a Friday note.
“In this case environment, bad news is ‘good’ news – but how long will it take before we get the bad news, and how well will the market hold up while it waits?,” he added.

https://www.cnbc.com/2022/12/15/stock-futures-are-down-slightly-as-investors-continue-sell-off.html

またFRB理事や連銀総裁のコメントで株価が動く相場になるのか…
こういうコメントから期待をもちたいのだろうなあ。

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は16日、インフレには緩和の兆候が見られるものの、労働市場の逼迫(ひっぱく)やその他の要因で物価圧力は高い状態が続く公算が大きく、当面の高金利を正当化するとの見解を示した。ウィリアムズ総裁はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、より広範な経済と「労働市場で需要が供給を上回っているという明確な兆候がある」と指摘。インフレ率は来年に3-3.5%に減速するとの予想を示した上で、2%にどうやって持っていくかが「真の問題」だと述べた。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-16/RMZLEXT1UM0X01?srnd=cojp-v2

米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は16日、米金融当局者らはインフレの引き下げにコミットしているとし、その責務達成には近づいていないとの考えを示した。デーリー総裁はアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)主催のオンラインイベントで、「道のりはまだ長い」と発言。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-16/RMZUMPDWLU6801?srnd=cojp-v2

メスター氏は「私の見通しは中央値より若干高い」と発言。「かなりの長期間、そこにとどまることが必要になると考える」とし、「インフレ率が一貫して下がるようになるまで」は5%超の金利を維持する必要があるとの考えを示した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-16/RN04HPT0AFB401?srnd=cojp-v2