米国株式市況/強いCPIで大幅下落、CPIのShelterは高止まりの可能性もある

【DOW】31,104.97▼3.94%
【NASDAQ】11,633.57▼5.16%
【 S&P500】3,932.69▼4.32%
ラッセル2000種指数 1,826.04▼4.20%
VIX恐怖指数 27.27 ↑
Fear & Greed Index 48 ↑ 
米30年債利回り 3.490% ↓ 
米10年債利回り 3.410% ↓    
米5年債利回り 3.577%  ↓   
米2年債利回り 3.756%  ↑  ←WOW!!!
米1年債利回り 3.925% ↑ ←WOW!!!  
5年債と30年債の利回り差    逆イールド
2年債と10年債の利回り差   逆イールド
U.S. 10 Year TIPS  0.974% ↑ 
10年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.42% [9/12] 
5年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.52% [9/12] 
米実質金利(10年)0.95%  [9/10] ←2019年1月以来の最高値
米実質金利(5年)0.95%  [9/10]  ←2019年1月以来の最高値
ブルームバーグ商品指数 120.1070▼0.56%
WTI原油先物 87.58 5:57JST 
バルチック海運指数 1,256.00△3.54% 
フィラデルフィア半導体指数:2562.27▼6.18%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,308.85△1.19%  
ドルインデックス 109.932 5:58JST    
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,383.96△0.22% [9/12]
ICE BofA US High Yield Index Option-Adjusted Spread 450BP[9/12]
( 米ハイイールド債指数の利回りスプレッド)
Bitcoin (USD) 20272.84  5:57JST
米取引所の合算出来高は115億8000万株。直近20営業日の平均は103億3000万株 ←投げ売りではない
◆経済指標
・8月米総合CPI 前月比△0.1%(前月0.0%)/前年同月比△8.3%(前月8.5%)
・8月コアCPI 前月比△0.6%(前月△0.3%)/前年同月比△6.3%(前月5.9%)
→予測通り、エネルギー、燃料、食品価格は下落。
→ サービス分野で最大の構成要素でCPI全体の約3分の1を占める住居費は上昇が継続。前月比で0.7%、前年同月比で6.2%それぞれ上昇した。どちらも1990年代初期以来の伸び
→ 電気代は同15.8%上昇し、1981年以来の高い伸び率
→household furnishings and operations (+9.9 percent), medical care (+5.4 percent), new vehicles (+10.1 percent), and used cars and trucks (+7.8 percent).

https://www.bls.gov/news.release/cpi.nr0.htm

・ インフレ調整後の実質平均時給 前年同月比▼2.8%


米CPIをうけて、先物S&P500は▼1%急落し、米債利回りは急上昇。S&P500▼2%、ナスダック総合指数▼2.8%でオープニングを迎える。Amazonなどハイテク大型株もオープニングから大きく下落。FF金利予測は、9月FOMC75BP利上げ予測は67%になり、100BP利上げが33%となる。12月FOMCでは4%-4.25%が45.5%と最も予測が多く、4.25-4.5%も33%もいる。
1日のパフォーマンスとしては、株価は2020年6月以来の最悪の一日

S&P500セクター別では、全セクター下落しているがITセクター、コミュニケーションサービス、一般消費財が▼5%を超える下落。

Sell the factというが、数カ月に続いてインフレが和らいでいる兆候が見られていたので期待が膨らんでいたが、今回また強いCPIがでてきてしまったので大きく売られてしまった。

★債券、為替
・5-30年米債利回りスプレッドは逆イールドに。2-10年米債利回りのスプレッドも大幅に拡大。
・2年債利回りはほぼ15年ぶりの高水準となる3.794%に急騰
・米3カ月物国債利回りは一時3.325%の高水準に跳ね上がった。これは2008年1月2日に3.58%まで上昇した時以来の高水準。
・ドルインデックスは再び上昇し、対ユーロ、円、ポンドに対して強くなる。


WSJのNICKのこの指摘、重要だ。住宅インフレはコアCPIの約5分の2、FRBがインフレ指標としてみているPCI指数の6分の1を占めるため、重要である。
賃貸料のインフレ率はこの夏も上昇し、今後数ヶ月でピークとなるり約6.5%になる可能性があると指摘する。これは36年ぶりの高水準となる。

Housing inflation is important because it represents around two-fifths of core CPI and one-sixth of the Fed’s preferred inflation gauge, the personal-consumption expenditures price index.

Because of the way the Labor Department captures rental prices, rent inflation could continue to rise this summer before peaking at around 6.5% over the next several months, said David Wilcox, a senior economist at Bloomberg Economics and the Peterson Institute for International Economics. That would be a 36-year high.

https://www.wsj.com/articles/housing-could-provide-more-fuel-for-inflation-11657618231