米国株式市況/主要3指標は暴落、中国ロックダウン強化でWTI原油価格は大幅下落

【DOW】32,245.70▼1.99%
【NASDAQ】11,623.25▼4.29%
【NASDAQ100】12,187.72▼3.98%
【 S&P500】3,991.24▼3.20%
ラッセル2000種指数 1,756.68▼4.51%
VIX恐怖指数 34.75 ↑
Fear & Greed Index 22 ↓
米30年債利回り 3.157% ↑
米10年債利回り 3.034% ↑  
米5年債利回り 2.942%  ↑ 
米2年債利回り 2.598%  ↑
米1年債利回り 1.922% ↓  
5年債と30年債の利回り差    21BP↑
2年債と10年債の利回り差    43BP↑
U.S. 10 Year TIPS  0.26% ↑ 
10年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.75% ↓ [5/9]
5年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)3.06% ↓ [5/9] 
米実質金利(10年)0.26% [5/6] ←コロナ禍の急激な変動を除けば2019年7月以来
WTI原油先物 102.93↓ 7:34JST   
フィラデルフィア半導体指数:2829.10▼5.13%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,253.87△0.07% ドル高続く
ドルインデックス 103.755 ←2017年1月以来
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,394.21▼0.33% [5/6]
Bitcoin (USD) 31205↑ 7:36JST
米取引所の合算出来高は152億9000万株。直近20営業日の平均は123億4000万株。


S&P500▼1.5%、ナスダック総合指数▼1.7%でオープニング。
S&P500が4000ポイントを下回るのは2021年3月以来となった。
消費財を除くすべてのセクターがマイナス。特にエネルギーセクターの下落が▼8%、ついで不動産▼4.6%

中国のロックダウン強化でWTI原油価格は大幅下落で$102台。
なお、中国の原油需要減退は深刻で、 アラブ・ライト原油の6月積みアジア顧客向け公式販売価格(OSP)は、指標オマーン・ドバイ産原油価格の平均に1バレル当たり$4.40上乗せした水準に設定。上乗せ幅は前月の$9.35だったので、$5も安くなった(引用元:ロイター
なお、WTI価格は下落しても、実は石油精製品は高値を維持していたままだ。というのも、石油製品の精製マージンが1985年~2021年は平均で$10.50/bbl程度だったのが、先週は過去最高の$55/bbl近くにまで上昇 している。石油備蓄を取り崩してWTI価格に歯止めがかかったが、精製品の逼迫には対処できていない とのことだ。
Javier Blasによる精製マージン上昇の理由(引用元:Bloomberg
①需要が回復し、世界の在庫が枯渇
②緊急放出原油のうち、精製品で供給されたのはごく一部の欧州
③精製能力の低下。燃料需要を満たすのに十分な量の原油精製処理ができない。2020~2021年には欧州と米国で数十の製油所が永久に閉鎖されたのも一因とのこと。
これから、米国は旅行シーズンに突入していくことになるがガソリン需要を満たさなくてはいけない一方で、利益率が高いディーゼル燃料とのバランスをどうとるかが課題だ。しかも、ディーゼル燃料の留出油の在庫は14年ぶりの低水準ときた。
ディーゼル燃料は、米国の運送システムの生命線ともいわれているので、ここが上昇するとすべてに響いて価格転嫁する恐れがある。
ディーゼル燃料も高止まりという状況なので、まだ今年いっぱいは落ち着かないのではなかろうか。


米10年債利回りは一時2018年11月以来の水準で3.2%をつける。
金利先物は6月、7月ともに50BPずつの利上げ予測が大半になった