米国株式市況/ナスダック下落/パウエルFRB議長指名について備忘録

【NYダウ】35,619.25△0.05%
【NASDAQ】15,854.76 ▼1.26%
【 S&P500】4,682.94▼0.32%
ラッセル2000種指数 2,331.35▼0.50%
VIX恐怖指数 17.91↑
Fear & Greed Index 63 ↓ 
米30年債利回り 1.973% ↑
米10年債利回り 1.632% ↑
米5年債利回り 1.323% ↑
米2年債利回り 0.592% ↑
5年債と30年債の利回り差  65BP↓ 
2年債と10年債の利回り差  104BP→
U.S. 10 Year TIPS   -1.004%
10年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.61%↓ [11/22]
5年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.98%↓  [11/22]
米実質金利(10年)-1.11% → [11/19]
WTI原油先物 $76.45↑ 9:56JST  
フィラデルフィア半導体指数:3847.12▼1.66%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,184.38 ▼0.04%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,414.87▼0.04% [11/19]
Bitcoin (USD) 56720  10:01JST
米取引所の合算出来高は116億株。直近20営業日の平均は111億株。

◆経済指標
・ 中古住宅販売件数(季節調整済み、年率) 634万戸 前月比△0.8%
・ 中古住宅価格(季節調整前、中央値)$35万3900 前年同月比△13%

S&P500、ナスダック総合指数は△0.5%でスタート。
パウエル議長を再指名したことをうけ、好感してスタートとなった。
しかし、最後の30分でFANG銘柄急落にともない、S&P500、ナスダック総合指数はともに下落した。

2年債利回りは、2020年3月上旬以来の高水準を付けた。5年債と30年債スプレッドは2020年3月以来、5年債と10年債利回りスプレッドは2020年7月以来の低水準となった 。債券の入札は以下の通り。

パウエル議長の指名について備忘録

昨日書いた通りだが、上院議会で審議すべき案が年内に詰まっていることを考えれば、ここは上院ですんなり承認できる議長が最適だ。パウエル議長になるだろうとは考えていたが、バイデン政権のVA州の戦いをみても「トランプがやったことをひっくり返す」ことをまだやっている部分があるため、やや懸念していた。しかしながら、ここへきてインフレ退治を最優先したとみえる。

仮に、ブレイナード理事を新議長に指名したとしよう。共和党議員から数多くの反対票が見込まれる。民主党のマンチン議員も懸念を示す可能性がある。
共和党からみれば選挙の攻撃要素になるのだ。 ブレイナードFRB理事を指名して、インフレ沈静化に失敗したら、指名および承認責任を民主党がすべて追うことになるだろう。それはどうしても避けたかったのではなかろうか。
一方で、 パウエル議長がインフレ沈静化に失敗したら、共和党上院議員にも投票責任がでてくる。おそらく共和党上院議員50票が見込めるだろう。現在の共和党の攻撃要素は「BIDENFLATION」なので、少しでも攻撃をかわしたい目的もあったのかもしれない。
これは民主党にとって大きな選挙戦略変更とみてとれる。共和党の大きな攻撃要素である「民主党がインフレを引き起こした」と引き離すことが最優先になったのだ。
「反トランプ」を未だにひきずってVA州選挙とNJ州選挙で戦った結果が大敗だ。NJ州知事選ではかろうじて勝てたが、あの状況はまずいはずだ。2020年は「反トランプ」で民主党内が一丸となって勝てたが、もうそれでは勝てないのだ。

民主党は「BBBはインフレを和らげる」と宣伝しているが、根拠に乏しい。
バイデン政権がインフレを引き起こしたといった議論はある意味どうでもよくて、バイデン政権時代にインフレが起こっていることがまずいのだ。
しかしまあ「 BBBはインフレを和らげる」と宣伝しておいて、年内に可決しても来年の鎮静化が遅れたらどうなるのだろうか…

あと、ウォーレン議員だけでなく、環境団体の代表議員であるような民主党上院議員がパウエル議長について反対を表明していたが、バイデン政権は環境団体といい、プログレッシブといい、重要視していないよね。
なので、プログレッシブや環境団体が何か主張しようとほぼ無視していい気がする。

バイデン政権にとって重要なのは、労働組合なのだ。シュラー議長は、FRB議長指名について公には発言をしなかったが、気にかけてはいたのかもしれない。