米国株式市況/下院金融サービス委員会公聴会でのSECゲンスラー委員長発言

【NYダウ】34,548.53△0.93%
【NASDAQ】13,632.84△0.37%
【 S&P500】4,201.62△0.82%
ラッセル2000種指数 2,241.42 -%
VIX恐怖指数  18.39↓
米30年債利回り 2.244→
米10年債利回り 1.570→ 
米5年債利回り 0.811↑
米2年債利回り 0.155 ↑  
2年債と10年債の利回り差   141BP→
5年債と30年債の利回り差  143BP→
日本国債10年との利回り差 148BP→
10年物TIPS利回り ―0.89%   ↑
20年物TIPS利回り ―0.31%   ↑
10年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.45% ↓
5年物ブレーク・イーブン・インフ レ率(BEI)2.66%  ↓
WTI原油先物 64.91 ↓ 
フィラデルフィア半導体指数:3066.22△0.77%
ブルームバーグ ドル・スポット指数 :1,127.61 △0.04%
S&P/LSTA U.S. Leveraged Loan 100 2,372.65△0.08% [5/5]
米取引所の合算出来高は110億株。直近20営業日の平均は100億株。

◆経済指標
・1-3月 米労働生産性指数(速報値) 前期比年率△5.4%(前期▼3.8%)
・ 新規失業保険申請件数(1日終了週)
 通常の州プログラム   498,000 ( -92,000 )
  PUA 101,214 ( -20,200 )

PEUCは、CA州がー32.3万ってバグじゃないかと疑うが、TX州は+ 175,474だから人口が多いからですかね。どちらも失業給付は最大25週だけど、州の失業給付からの延長給付であるPEUCを受給するということは、失業期間が長引いている人達もそれなりにいるということですかね。あるいは、働きたくないか。

https://www.dol.gov/sites/dolgov/files/OPA/newsreleases/ui-claims/20210839.pdf

オープニングでは、S&P500はほぼフラット、ナスダック総合指数は約▼0.2%の小幅な下落。アップル、Amazon、Googleも▼0.3%ていどの小幅な下落でオープニング。
イールドカーブ(利回り曲線)は5日連続でフラット化。FRBのハト派スタンスが改めて示される中、長期債利回りは低下。
コモディティでは、 鉄鉱石と鉄鋼の価格が過去最高値。中国が連休から明け、需要がいっそう増加した(引用元:Bloomberg

明日の雇用統計が注目されている。ダウ社の予測では、先月の雇用者数は100万人、失業率は6%から5.8%に低下すると予想されている(引用元:CNBC

インフレが近づいている?

穀物価格が高騰しているのは知っていたが、食料全般が高騰している。

4月の世界食料価格指数は平均120.9ポイントと11カ月連続で上昇し、2014年5月以来の高水準となった。
食料価格指数は、穀物や油糧種子、乳製品、肉類、砂糖のバスケット価格の月ごとの変動を示す。
4月は穀物価格が前月比1.2%、前年比26%上昇した。植物油は前月比1.8%、乳製品は1.2%、肉類は1.7%それぞれ上昇した。

https://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN2CN1AY

コモディティでは吉田哲さんの解説を頼りにしているが、複数の要因が絡んでいるようだ。

上記のとおり、複数の主要生産国での天候不順(1)の他、アルゼンチンの輸出関税の引き上げ(2)、中国などの需要回復(3)、緩和マネーの流入(4)、植物油では大豆油高によるその他植物油高、(6)新需要への期待、などがあげられます。筆者が特に注目しているのは、(2)と(4)、そして(6)です。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/32001?page=3

穀物価格が上昇するということは3つのポイントで打撃がいく。特に家畜用飼料で飼料価格が高騰すれば、同然、肉の価格高騰につながる。
① 燃料や人口肉などの価格
② ヒトの食料
③ 家畜用飼料

米国では、 労働力不足で、鶏むね肉が昨年と比較して2倍になる事態が発生している。スーパーの鶏肉価格まで上昇しているのはレストラン需要が伸びたからという話もある。賃金高騰、飼料高騰ときたら、そりゃ商品価格だって値上げざるおえなくなるだろう。賃金高騰が一時的になるか、ある程度長期になるか不透明なところがあるだろう。供給する店舗もどこまで持ちこたえられるかになるかもしれない(引用元:WSJ

SECゲンスラー委員長の発言

6日(木)に、 “Game Stopped? Who Wins and Loses When Short Sellers, Social Media, and Retail Investors Collide, Part III.” が下院金融サービス委員会が開催された。先月、新たにSEC委員長に就任したゲンスラー委員長が召喚されていたので少し気になっていた。
私の邦訳みるよりも、Roll Callの記事を直接読んでください…

ゲンスラー氏の発言(気になった部分をピックアップ)
・ PFOFが顧客の利益と相反する可能性がある。この慣行を見直すようスタッフに指示した
・顧客が取引を発注してから決済されるまでの時間を短縮する規則案も作成中」
・ オンラインであろうと個人であろうと、近所の人に『この投資がいい』と言う言論の自由は誰にでもある」 市場の脅威になっているのではないかという下院議員からの質問に対して否定した。
・空売りの透明性についても再検討
・SECの規則は、他人をだましたり、誤解させたり、市場を操作しようとした場合に個人であろうと機関投資家であろうと適用される

引用した箇所がSECが見直しに入っている部分だけど、投資のゲーミフィケーションにまで規制いれるつもりなのかね…

The SEC is examining the gamification of investing through investment apps; conflicts of interest in the relationships between brokers and intermediaries that execute customer trades; a shorter settlement cycle for trades; and more transparency in short selling, he said.

https://www.rollcall.com/2021/05/06/gensler-secs-social-media-focus-is-on-fraud-not-collusion/

尚、公聴会は録画でも公開されている。